ローマン

今年のスイスやツールの活躍ですっかり名を上げたものと個人的には思っておりましたが、友人には「やっぱり地味だね」と念を押されたり「記憶にない」と言い切るものまで(笑)
記憶に残らない原因の一つは今のところ名前の読み方がいろいろだからなんでしょうねぇ(なんだと思っています)
Jスポの解説では確か「クルイジガー」と呼ばれていたし、雑誌やサイトには「クロイツィガー」が多いかな。
で、同じチームの中野さんの日記によると「クレウツィゲル」という呼び方が一番近いそうですが、やっぱり発音が難しくてチームでは「ローマン」で定着しているとのこと。
世界選を前にCNでも取り上げてもらいました。2004年のヴェローナでの世界選U19のRRで優勝してから、故郷のチェコにはほとんど戻らずイタリアでの研修期間を経てそのままイタリアで競技生活を送っているそうで、そんなローマンにとっての第二の故郷イタリアでの世界選はもちろんモチベーション上がっているけれど現実的にはツールのときほどの足は残っていないし、イタリアとスペインの面白い戦いになるだろうね、と冷静な22歳です。
本当は得意なTTにも出たいだろうけれどチェコはTT枠ないようですね、残念。
カッコいい写真も貼っときましょう。
ミズーリ新人賞ジャージ 総合7位

三面記事

サストレがリース監督を非難したことが思わぬ(?)騒ぎになりサストレもそんなことは言ってないよと否定してみたりチームの報道官もそれほどのことじゃないでしょ、と事態を収拾しにかかっているようですが、要はサストレにしてみれば今回のブエルタに対するリース監督の姿勢があまりにもやる気がなさすぎて許せない、ってことなのでしょうね。含みを持たせたサストレの発言が三面記事っぽくていいです(笑)


こちらのニュースも三面記事っぽくていいわ↓
アームストロングの復帰騒動でコンタドールとブリュイネル監督が険悪ムード
確かな筋によると、、、っていう所がいかにも。

世界選RRイタリア代表

Bettini to lead Italian squad at worlds – VeloNews.com
世界選手権イタリア代表チームのメンバーが発表されましたね。


Paolo Bettini(クイックステップ)
• Andrea Tonti(クイックステップ)
• Matteo Tosatto(クイックステップ)
Damiano Cunego(ランプレ)
• Marzio Bruseghin(ランプレ)
• Alessandro Ballan(ランプレ)
• Davide Rebellin(ゲロルシュタイナー)
• Luca Paolini(アックアサポネ)
• Gabriele Bosision(LPR)


クイックステップVSランプレですか?イエイエ違います。
パオロが絶対的なエースだそうです。そのためディルーカは外された模様。
個人的には最後の花道としてレベリンに勝って欲しいなぁ(最後じゃないって)

ストン

昨日のブエルタ、アングリルは凄かった。何が凄かったって観客の興奮度が凄かった。
あぁいうシーンはもう本当に危ないですからぁ〜といつも画面で見ているこちらもヒヤヒヤ、執拗に追いかけまくる観客にはこちらも怒りすら覚えるのですが、そんな観客を気にしすぎる選手(触れられて捲くし立てている方)も神経質そうでいやだな〜なんて勝手に思ったり、じゃあどうすれば自分的には納得するのかしらと思っていたら、昨日のサストレの仕草がストレートに胸に染み入りました。
興奮して飛び出してきて観客に左手をソッと挙げて「危ないから、ね」みたいな、相手を拒否している訳ではなく今は危ないから我慢してね、みたいな(妄想です)超勝負どころでそんな振る舞いが出来るなんて何てスマートなの!私が求めていたのはこれでした〜!と、何か隙間にストンと入った感じです。
ところでしばらく自転車ニュースから遠ざかっていたところプロツールチームもへったくれも無くなった様ですが、サストレが移籍するサーベロテストチームってのはサーベロの技術をテストするチームってことなのでしょうか、それとも冠スポンサーがつくまでのテストチーム(仮)みたいな意味なのでしょうか、ねぇ。

今さらツール

ブエルタも佳境に入ろうとしているのに今さらツールのおさらいです。
先日ふと「今年のツールは誰が優勝したんだっけ?」と思い「そうだサストレだ」と思い出した時の何ともいえない暖かい感情が今年のツールの感想だったように思います。
サストレがラルプデュエズで早々にアタックした時には「えっここで!?」と驚きましたが、ステージ優勝してマイヨジョーヌを手にしたのに全く笑顔のないサストレに更に驚き(普通このステージで勝ったらイヤでも笑っちゃうでしょう。マイヨジョーヌもついてきちゃってるわけだし)「さすが最終TTまで気を抜かないってことね」と自分なりに理由をつけて納得したのですが、結局TTでマイヨジョーヌを確定した後の記者会見でも笑顔はなく気難しい顔のままだったそうでなんだサストレって何処までもそういうキャラなんだ〜と微笑ましく思いました。そんな彼がシャンゼリゼでさすがに笑顔を見せたときにはジーンときちゃいました。地味で周りから難しがられても着々と一歩一歩、って(←失礼なこと言ってるかもです)。


そしてもう一つジーンと来たシーンはやはり前半山場でのエヴァンスがマイヨジョーヌを手にした時のポディウムでの表情。あれは泣けました〜。その前の落車でコメントを求められても何も語らず落車の経緯等も明らかになされなかったので、そんなエヴァンスの態度に記者達は不満もあったようですが、私としては何も語らないエヴァンスにプロだわ〜と感じ入っておりました。プロは言い訳をしないってね。その押さえ込んでいた感情があのマイヨジョーヌに袖を通した時に抑えきれずあふれ出たような、もう見ていてこちらもウルウルでした。それから初めてエヴァンスのインタビューを意識して聞いたのですが「えっマイケルジャクソン?」と思うような声の高さにビックリ。勝手にイメージしていた声色と違いすぎて、、、今年のツールで一番ビックリしたことではないでしょうか。


で、個人的にはある若手選手に注目して観ていたのですが彼については「よくやった〜」の一言です。自転車友達には「地味じゃない?」とか「バッソが来るまでの捨て駒?」なんて言われちゃったりもしていたのですが(苦笑)予想以上にいいツールだったと思います。確か契約は今期までだったので来期はどこのチームに行くのかな。

モーリランプレへ

Manuele Mori correrà con il fratello nella Lampre
ランスの復帰よりビックリ嬉しいニュース。
サウニエルのモーリが来期よりランプレと2年契約。
サウニエルの皆さんの行方が心配になっておりましたがまずはおめでとうございます♪
本人お兄ちゃんと一緒のチームで走れることが嬉しいとのこと。
記事にもジャパンカップで大人気の様子が触れられております。
きっとランプレのチーム陣もジャパンカップでのモーリの人気を目の当たりにしたはず。
これはやっぱり盛り上げた方々のお陰ではないでしょうか。ファン冥利に尽きますね。素敵です。

本番はソフロロジーで

acharinco2008-07-03

出産前の身辺整理に追われジロから本日まであっという間に時間が経っております。
気づけば明後日はもうツール!
自転車情報もインプットは出来てもアウトプットする時間がなかなか取れず、、、
なんてインプットも全くあやふやな状態ですぅ。
今日はや〜っと仕事以外でパソコンの前に長時間座れる時間ができました♪のでつれづれと。


まずはシモーニさん、6/30に無事3人目のお子さんCLARISSA(クラリッサて呼ぶのでしょうか)ちゃんが誕生。
母子ともに健康、シモーニさんも大喜び、その勢いで(?)翌日7/1にはディクイジョヴァンニとの契約を1年延長。
ベルトリーニら今年のジロでお馴染みの顔ぶれも皆一緒のようで来年もオジサマチーム楽しめそうです。
しかし、今年のモルティローロのステージをみて思ったですよ。このオジサン来年もやる気だな、と。
どうせならジロ100周年という記念すべき年を走って終えたいものです。そこまでモチベーションが持つのなら。
そしてモルティローロをみて思ったですよ。
総合争いから脱落し、ステージ狙いも明らかにセッラに持っていかれることが分かりながらのあの独走。
あれは自分自身のため、そして自転車競技を愛するファンのため。あのステージでの永井さんの解説が忘れられません。
シモーニがここまで長い間トップレベルでの走りができモチベーションを保ち続けられるのは自分がプロだという強い意識があるからこそ、とのこと。
ジロ終了後いろいろな意味で意志が折れそうな時期もあったのですが、シモーニさんのあの走りと永井さんのその言葉が支えてくれたモノがありました。


Cafeの方は7/1から営業時間が変更になっております。
平日と土曜日は<11:30〜18:00>日曜・祝日は<11:30〜17:00>となりました。
ちょっと産後モードにあわせて営業時間をググッと絞り、その代わり中身の濃いものを提供していきたいと思います。
また7/5(土)〜ツール・ド・フランス開幕記念に自家製さくらんぼジャム(フランス風に言うと今流行のコンフィチュールです・笑)を用意しました。さくらんぼは実家の畑で収穫したものです。
東京ではあまりさくらんぼのジャムを目にしないので不思議に思っていたのですが、産地では玉割れなどで出荷できないさくらんぼを夜毎ジャムにして瓶詰めしておくのですが、これは本当に美味しいです。
私自身普段ジャムってあまり食さないのですがさくらんぼジャムだけはお薦めなので、この機会にランチデザートに出してみることにしました。
さてお客様の反応はいかに!?楽しみです。


あ、それと先日お店の1周年記念にジロのマスコットギロちゃんをいただきました!
いつも微妙な表情のギロちゃんですが抱き心地がすっごくいいんです!!
選手たちもポディウムでこの抱き心地に癒されているんだろうな〜と思いました。
ぜひCimaCoppiにお越しの際はギロちゃん抱いていみてください!(2Fのキャビネットにいま〜す)


それから出産について多分来週あたりには、、、と思っているのですが、一昨日初めて自分の通っている産院がソフロロジー分娩を行っているという衝撃の事実を知りました。


ソフロロジーとは(私の一夜漬けで理解するところでは)

・スペインの精神科医が発明、フランスで流行
・今主流のラマーズ法は痛いものを痛くないと思い込む方法であるのに対し、ソフロロジーは痛いものは痛いと受け入れる
・ラマーズ法が力で押し出すのに対して、ソフロロジーは自然の流れに任せる
・その為に大切なのはリラックスと腹式呼吸
・陣痛時にリラックスとは事前のイメージトレーニングが大切で今日明日でできるものではないらしい


ソフロロジーってまだ日本ではやってくれるお医者さんも少なくて東京でも数えるほどしかないのです。
そんな貴重な体験ができるのに一昨日まで知らなかったなんてorz
(きっと最初に言われているのに聞いてないし、そしてトレーニングのための母親学究にももちろん出ていない)

ただ東洋人にはヨガや禅などが身近なためこの呼吸法がとても受け入れやすいそうです。
欧米人の場合まずあるがままを受け入れるという境地に辿り着くまでに時間がかかるそうで、日本人はそういう意味で下地はできているということですね。
諸行無常の響きあり、です。
まぁぶっつけ本番で頑張ってみます。
ということできっとまた更新が途絶えることでしょうがご心配なく。
Ciao!