今度はレモン

Lance 'threatened' LeMond - Tour de France 2006 - Cycling - Eurosport UK
今度はグレックレモンからのランス攻撃。
レモンと言えば初めてロードレースに出会った頃のヒーローです。私の中では当時流行っていた「ピーナッツボーイ」というキャラクターとなぜか重なり(それだけ容姿が可愛らしかったのでしょう)親しみやすい名前も手伝ってとても印象に残っています(イヤ普通にみんな印象に残っているチャンピオンですね)。
しかもアメリカ人初のツールチャンピオンと言えばランスとは同国人であり、お互い近しい仲と想像しがち。なのになぜこの2人が?
レモン曰く「以前ランスとフェラーリ医師のことについて苦言を呈してからランスに脅迫を受けた。最も大きな脅迫は僕がEPOを摂取していたということを10人が証言するだろうというもの。僕の妻もビジネスもこれらの脅迫でボロボロだよ」とのことです。
レモンはどこまでもフランスに馴染もうと努力した人でしたっけ。そういう部分でランスとは合わないのかなぁ。
最後の言葉はもっと哀しくなりました。
「たぶん僕は世間知らずなんだろう。でも1980年代ドーピングなしでツールを勝つことは可能だった。選手のキャリアの中で薬物を取るか取らないかはライダー達に選択権があった。残念なことに最近は選手達がその選択権を持っていると思えない。。。」