DNA検査

那津さんのところに詳しく出ていますが、UCIとAIGCPがDNA検査導入計画を発表したことについて、ベッティーニが「DNA検査なんてありえね〜」と声を発し、これに対しAIGCPの会長でもあるルフェーヴル氏が「ベッティーニはもっと周りへの影響を考えて発言するように」なんて牽制したと思ったら、ポッツアートが「ベッティーニの言ってることは選手側の意見として重要だ」と後押しし、この度バルベルデからも「レース前にパンツを下ろさせる気か〜」(話が飛んでいるので那津さんのお話をご参照下さい)と檄が飛び、またまた混沌としてきました。
http://www.procycling.com/news.aspx
クイックステップのヴァッスールはコフィディス時代警察からコカイン疑惑を掛けられ、DNA検査によって無実を証明した経緯があり「無実を証明するためにはDNA検査は重要」との意見のようです。今回も無実を証明するために自らDNA検査を希望する選手も出てきていますが、あくまでも自主的なものであって、最初から全ての選手のDNAを登録しておくなんて手段はちょっと考えられませんよねぇ。
UCIは11/10にチームマネージャー側と選手側のミーティングを招集するそうですが、元々まずそれをしてからの発表でしょう。選手の意見を聞くこともなく、ツールプレゼン前夜のいきなりの発表は選手を怒らせて当然です。UCIのすることって何かいつも後手、後手な感じ。
個人的に注目しているのはサウニエルのマネージャージャネッティがこの度AIGCPの副会長になったこと。サウニエルはチーム全体が人権大使の役を担っているのだから、選手の人権をまず守らないと。