グランツール改革は賛成?

休暇前の記事ですが忘れないうちに。
そういえばUCI会長が一連のドーピング問題を踏まえグランツール改革に着手するという発表が以前ありましたね。イベントを短くし、休養日を多く取り入れ、ステージ距離を短縮する方向で2008年からスタートしたいとか。私的には選手の負担が少なくなればそれだけドーピングの誘惑も遠のき、単純に賛成賛成なんて思っていたのですが、この意見に対してシモーニさんがガゼッタのインタビューに答えたところによると
グランツールを短くする?アホか。そんなの自転車競技について何も知らない奴の言い分だよ(いや〜んゴメンなさ〜い)。だいたいステージレースがドーピングの原因だと思われていることがおかしい。ワンデイレースの方がよっぽど取締りを避けることが簡単なのに。本当の問題はもうプロの連中の間にアイデンティティが存在しないということ。最近は誰でも簡単にプロになれる。そしてもし結果が出なければシーズンの終わりに解雇されて仕事を失う。それが薬が蔓延る理由だよ」
とのことです。
プロとしてのモラル不足。深いですなぁ〜(バッソにイチャモンつけて罰金喰らった方の意見ですけど)。