ジロ第13ステージ

昨晩は飲みから帰ってJスポをONするとゴール前の映像が無言で流されおり「あぁもう終わっちゃったのか」と思いきや「バッソとピエポリが飛び出しているようです…」というアナウンスが。しばらく状況が掴めずボーっ。バッソとピエポリ、千切れてシモーニさんの映像。う〜ん、どこまで映像は来ていたのでしょう。


優勝はサウニエルのピエポリ。スペインのチームで走り続けスペインのレースでは勝ちまくっている彼ですがジロのステージは初勝利。彼の友人が13年前にこの場所でレース中に亡くなっており「このステージで勝ててとても嬉しい、友人の父親のためにも」とおしゃってます。


シモーニさん自身のHPでも「レオ」ピエポリの勝利を祝福しています。「今日はとりわけ寒くて厳しかった。到着してから解凍するために10分シャワーを浴び続けたよ。風邪をひかなければいいけど。レオピエポリ、この前のように自分を待ってバッソについて行かないことをしてほしくなかった。彼は成功した。本当に素晴らしい人。順位はいくらか上がったけどまたタイム差が増えちぇったね。でも戦い続けるよ。バッソは強くて堅実だけど、それでもあきらめない」
勝ちを独り占めしすぎると揶揄された若かりし日、今回のジロを観るにつけシモーニさんの中で明らかに何かが変わっているように思えます。


チームメイトのピノッティの日記にもピエポリとシモーニのくだりがあります。
http://cyclingfx.nl/MarcoPinotti/Diary_2006/Giro/stage13.htm
(第8ステージ)の翌日のディナーの席でシモーニはピエポリに言った。「レオ、今回はOK問題なかった。でも次の時は僕を待たないでほしい。なぜなら君は山で最強だから。君はステージで勝つことが出来るから」