何がどうなっているやら

nacoさんのところでOPに関するこれまでの詳しい状況が説明されていますが、今後もう何がどうなるのやら誰にも予想できない状態です。
スペイン自転車連盟はこの度OPで嫌疑を掛けられたスペイン選手を一旦クリアにし、当面レース復帰、チームとの雇用契約もOKということになったようです。バッソも一足先にイタリア自転車連盟からOKは出ているのですが、問題はAIGCP(プロサイクリングチーム国際連盟)がDAN検査を選手達に受けさせることに同意したということ。
AIGCP会長のルフェーブル氏(クイックステップのマネージャー)は「もちろん選手に強制することは出来ないけれど、その場合チームとの契約更新はないかもね」と。これははっきり言って脅しですねぇ。
クイックステップのリーダーでもあるベッティーニは「調査中の選手をプロツアーチームから締め出すためのDNA検査なんてバカバカしい」と全面的に反対。選手の人権を無視してますもんねぇ。
しかし嫌疑を掛けられ中の元リバティのカルーゾは「レースに戻れるのなら」と積極的にOKのようです。確かに無罪のうえどうにも進行しないこの状況をクリアにするためならねぇ。
Tモバは「バッソがDNA検査なしにプロツアーチームと契約するなんてあり得ないと信じている」と他チームにプレッシャー掛けているし。いずれにせよ11月初旬に発表されるというバッソの移籍先がキーポイントとなりそう。

皆がこんな苦しい思いをしているのにフェンテス医師だけが無罪放免になるのだけは許せません。