そうだったのか

http://www.bicirace.com/news/2006/20060729.html
ランディスの件でちょっと驚きの事実が。ランディスが語ったところによると
「モルジヌ(第17ステージ)の前の夜(大崩れした第16ステージですね)何人かの友人とチームメイトと一緒にホテルの近くのバーに行って、ビール2杯とジャックダニエルを4杯飲んだ。いつもレース中にアルコールは飲まないけれどその夜は特別だった。そして23:30に寝た。次の日ネガティブな感情はなかったよ。多分ツールに対するアドレナリンとエネルギーのためだろうね」とのことで、その前夜摂取したアルコールも今回出た数値に何らかの関係があるんじゃないかという話の流れだと思うのですが、それだけ飲んだくれた事実に驚きました。
17ステージで大量にボトルの水を浴びていたのはそういうことだったのかぁ〜、と妙に納得。
二日酔いの日ってシャワーを浴び続けたくなるあんな感じだったのかな、なんて。
しかし大崩れした夜まだレース中なのにヤケ酒しちゃうなんて人間らしいじゃないですか。
そんな人が薬の力を借りるとはやはり思えません。
ロードレース(特にグランツール)は非人間的なことを強いられ、それを乗り越えていく選手達に熱くなるのですが、そこに垣間見える人間らしさ、1日の体調不良で順位をガクッと落としちゃったり(去年のジロのバッソもそうでしたね)、ヤケ酒しちゃったり、シーズンオフにはブタになっちゃたり...そういうところに惹かれちゃうんですよね。