今年の2冊

自転車とは全く関係ないのですが、本はジャンルを問わず濫読する方です。年末なので今年話題になった本の中からこれは響いたぞというものを2冊。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

まずこちら。友人に薦められて読みましたがやはり泣きました。「男の子のお母さんに対する思いってこんななんだぁ」と、男の子を育てる母親のバイブルにもなるなぁと感じました。
自分が女の子だった分、母親に対しては同姓として客観的に見てた部分があるので、男の子の純粋な視線、母親と息子との繋がりにズキズキきました。
下山事件―最後の証言

下山事件―最後の証言

つづいてこちら。
昨年発売された森達也著の下山事件を読んだ後だったので、一番聞きたい人の話が聞けたという感じです。
今の時代に生まれた私達にとっては想像もできないようなオッソロシイことが、この時代にはあったということですね。下手なミステリー小説よりも深い謎解きです。